設立 | 平成7年6月24日 平成11年5月14日 NPO法人へ移行 |
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会員数 | 635名 個人/526名 団体/14団体 企業・法人/95社 (2023年4月1日現在) |
理事長 | 大谷 忠興 |
ホタルは昔、人里の象徴でした。
暮らしの場に近い水辺からホタルが姿を消してから、相当の時間が過ぎていったと思われます。この間に私たちが失ったものは、ホタルだけではありません。トンボやどじょうや小鮒など、小さな生き物たちはいつの間にか遠い存在になってしまいました。
朝倉川にもかつてはホタルの乱舞する風景がありました。
朝倉川は水源を豊橋市内に持ち、住宅の多い市街地を流れる川です。この水辺は豊橋の環境を映し出す鏡のような存在です。そして、多くの人に親しまれてきました。
失われた自然、水辺のうるおいを回復しなければなりません。私たちが川に対して行ってきた努力は、治水・利水、親水を経て、これからは、多様な植物や生き物を宿す水を育むことに変わっていきます。私たちはこれを「育水(いくすい)」と呼びます。
市民生活と自然あふれる環境が共存する朝倉川を実現することが、豊橋の環境改善を象徴する事実となると考えられます。私たちは育水の具体的目標として、環境の指標生物であり、人々の郷愁をそそるホタルが、かつてのように朝倉川に大量に自生する状態を実現することを掲げました。
そのために、市民、行政、企業により朝倉川育水フォーラムを設立し、地域総参加により必要な事業を推進いたします。
平成 7 年の設立以来、わたしたちは、「治水・利水、親水を経て、多様な植物や生き物を宿す水 を育むために、人や社会ができることを少しずつでも積み重ねていく」という理念、そして、その理念に 基づいた活動を大切にしてきました。 そして、その理念を「育水」と名付け、その名のもとで様々な活動をしてまいりました。
世の中には、「教育」を始めとして「知育」「徳育」「体育」など様々な「育てる」にまつわる言葉 があります。しかし、その多くは「人」を対象にすることばです。日本ではあまりなじみは無いようですが、 中国には「水育」という言葉もあるようです。これも、水を大切にするための教えを通じて、「人を育てる」 という意味があるそうです。
私どもの活動の理念である「育水」は、「水を育てる」ために、出来ることをやっていくという活動そ のものを表しています。もちろん、「水を育てる」ための「人を育てる」活動もその中に入っています。そのような、ことばに想いを込めながら、「育水」という言葉そのものの普及も含め、持続可能な社会を 目指して活動を進めていきます。
また、私たちは特定非営利 活動法人としては珍しいかもし れませんが、この理念を守るた めに、平成 23 年 3 月に「育水」 ということばを商標登録(登録 第 5400882 号)させて いただきました。
定款豊橋を流れ多くの市民に親しまれている朝倉川に、環境の指標生物であるホタルを回復するための河川環境改善事業や、環境改善に係るまちづくり事業を市民・企業・行政のパートナーシップにより行うことによって、朝倉川流域を中心とする豊橋市全域の環境改善を図り、もって自然あふれる住みよい地域社会の実現に寄与することを目的とする。
理事長 | 大谷 忠興◆ | ||
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特別理事 | 高橋 豊彦◆ | ||
副理事長 | 大木 伸治※ | 権田 のり子※ | 神谷 東樹※ |
河津 裕之※ | 周布 京子※ | ||
理 事 | 委員長 | ※ 委員長兼務 | |
三浦 裕司 | |||
理事 30名 | |||
浅倉 溢夫 | 荒木 暢彦 | 伊藤 のり子 | |
伊藤 学 | 片桐 逸司 | 加藤 博康◆ | |
兼藤 忍 | 木田 きよえ | 近藤 孝雄 | |
酒井 憲一 | 白井 正樹 | 鈴木 拓也 | |
曽田 雅彦 | 高須 大輔◆ | 夛賀谷 碩信 | |
竹内 恵美子 | 鳥居 和孝 | 内藤 貴教 | |
中迫 甲太郎(新任) | 中澤 慎介 | 中島 由盛 | |
永田 美沙子 | 夏目 美鈴(新任) | 西川 典子(新任) | |
尾藤 敬 | 増田 好則 | 水鳥 好則 | |
満田 康一 | 宮川 嘉隆 | 山内 理善 | |
山口 尚志 | |||
監 事 | 高須 博久 | 小野 哲平(新任) | |
アドバイザー | 伊藤 彰記 | 西川 幸孝 | 伊藤 暁伸◆ |
◆ 2025流域ビジョン作成委員 | |||
事務局 | 戸澤 律子 | 小林 ミエ |
令和6年6月現在
〒440-8508
愛知県豊橋市花田町石塚42-1
豊橋商工会議所内
TEL.080-6923-5257
E-Mail hotaru@asakuragawa.net